1月13日(金)二宮育美幼稚園消防計画に基づき、自衛消防訓練を実施しました。
今回は二宮町消防本部の立会いを要請しての訓練です。
朝の身支度の時間に保育室のストーブから出火したという想定で、園庭に避難をします。
子どもたちは避難の時の合言葉である「お・か・し・も」の約束を守り、皆真剣な面持ちで取り組んでいました。
今年度の全園一斉の避難訓練は今回で4回目。
初めての避難訓練では驚きのあまり泣いてしまった年少さんも、回を重ねるごとに、落ち着いて迅速に行動出来るようになっています。
子どもたちのそんな姿を見ると訓練の大切さを実感します。
消防士さんから「火災発生から最初の5分間が命を守るために行動する大事な時間です。また、火災で一番怖いのは煙です。煙を吸わないように早く逃げましょう。」というお話がありました。
続いて先生たちの初期消火訓練です。
水が充填された消火器で扱い方を学びます。
本物の消火器は噴射後15秒ほどで中身を使い切ってしまうそうですが、上手に扱えば6畳くらいの部屋の火災であれば消し止めることが可能だそうです。
今回の訓練では二宮町消防本部から、消防車と救急車、広報車が出動しました。
訓練後は、なかなか間近では見ることの出来ない消防車や救急車を見学させてもらい、子どもたちは大喜びです。
「これはなあに?」
「どんなふうに使うの?」
年長さんにもなると様々な質問を消防士さんに投げかけていました。
消防士さんは優しく丁寧に教えてくれましたね。
何よりも、火事をおこさないこと、器具の点検や備え、心構えを第一に、そして起きたときの【命】を守るための行動、それらの大切さについて学びました。
訓練に立ち会って下さり、アドバイスも頂いた二宮町消防本部の消防士の皆様、ありがとうございました。