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5月6日(金)に今年度初めての避難訓練を行いました。
朝の身支度中・自由遊びの時間中に大地震が発生するという想定です。
一次避難で園庭の中央に避難します。
避難の際の合言葉「お・か・し・も」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)の約束をしっかりと覚えて、子どもたちは真剣に訓練に参加していました。
次に送迎バス乗車中に災害に遭い、安全のためにバスを降りて
地域の避難所に移動しなければならない場合を想定した訓練です。
通常の昇降扉からではなく、非常扉からという設定で訓練しました。
非常扉の開け方もバスメーカーによって違いますので
教職員全員がどのバスでも速やかに開けられるよう
訓練・教育を定期的に行っています。
避難訓練前後は、泣いてしまう子やその後に大きな地震が来るのではないかと
不安になってしまう子などさまざまです。
そんな子どもたちに対して育美の先生たちは次のことを意識して関わっています。
①訓練は大切なことだと丁寧に伝える
②落ち着いて避難できたことを褒める
③子どもたちが落ち着ける雰囲気づくり環境づくりをする
災害は本当に恐ろしいことです。
いざという時に自分の身を守れるように、知っていることを話し合ったり、
「どんな災害があるか」「その災害が起きるとどうなってしまうか」など、
わかりやすく伝えるようにしています。
そして、何より大切なことは、毎日の生活が安全で安心な生活であることです。
1秒1秒、1分1分の子どもたちとの生活を丁寧に大切に積み上げて
生活を作っていることが 非常時においても落ち着いた安全で安心な行動へと
活かされると考えます。
また、当園では様々な状況を想定した避難訓練を毎月行っています。
https://www.ikumi-kindergarten.com/safety01.html
子どもたちはもちろんの事、教職員の安全に対する意識も
回を重ねるごとに高まっています。
子どもたちといる時に災害が起こった場合、その命を守ることが出来るのは
私たち教職員です。
その為には、刻々と変わる状況を判断し、臨機応変にその状況に応じた
対応を出来る様になることが大切だと考えています。
万が一の事態の時に、全員が無事に避難し、身の安全を確保することができるように、
今後もしっかりと訓練を重ねて行きます。
次回の訓練は園児引き渡し訓練です。
保護者の皆さま、よろしくお願い致します。